軽量化によるスリッパークラッチの魔力
20年以上の開発と実績の2024年モデルがついに完成
皆様の支持に支えられ発売25周年を迎えました。
旧モデルから大幅な軽量化に伴いエンジンブレーキのコントロール性向上しエンジンブレーキON/OFF時の抑制大幅向上致しました。さらにエンジンフィーリングが格段に良くなり、加速性能/レスポンス/不愉快な振動が大幅に向上しました。2024モデルでは、オペレーティングプレートをアルミ削り出し制作により、剛性が上がりクラッチ操作コントロールが、UP致しました。
(旧モデル装着の方は、2024モデルの進化が大幅に体感できますし、ノーマルクラッチの方は驚きを感じられるのではないでしょうか)
当社のスリッパークラッチの考え方は、エンジンの性能向上/コントロール性能/ライダーの疲労軽減です。
ゼファー流用の方と比較
申し訳ございませんが、お話になりません。性能が違いすぎます。
(ゼファー流用クラッチ重量約3kgと重すぎです。 当社モデル約0.93kgです。1kg切りました。ゼファー流用の場合スリッパークラッチの機能のみで、あとはデメリットのみです。装着する価値は無いと思います。)
スリッパークラッチとは、急激なシフトダウンやスロットルオフにより、強大なエンジンブレーキが発生する瞬間に“半クラッチ〜繋がる”という状態を、自動で断続的に作り出しスムーズに緩和。適度なエンジンブレーキだけを残し、自動で収束します。
強大なエンジンブレーキを抑制し、リアタイヤのグリップが失われる事を防ぎます。リアタイヤの路面追随性を上げ、車体の挙動を安定させることでマシンコントロール性が格段に向上しコーナー進入時の荷重を安定させライダーに恐怖心やストレスを無くしブレーキングに集中でき、加速状態への移行をスムーズにします。
特にパニック時には有ると無しでは大きな差が出ます。
★2024モデル変更箇所★
・オペレーティングプレートアルミ削り出し制作
・ハブの寸法見直し/リーフスプリング変更
★メタルコート特徴★
・ステンレスの硬度にくらべて約3倍硬い。(ハードアルマイトの約1,4倍)
・熱伝導率が銅と同等(熱伝導率 硬質アルマイトより約3,5倍 皮膜耐熱1500℃)
クラッチプレートは【SMP】クラッチプレ-ト採用
表面には、メタルコート処理により熱伝導率が銅と同等/ハードアルマイトの約1,4倍
メタルコート処理により摩耗が減少し耐久性が向上するので、消耗品が少なくなり出費が少なくなります。
熱の変化を受けにくいので、酷使しても遊びの変化が少ないため、クラッチフィーリング向上すると共に クラッチの切れも向上や熱ダレが軽減致します。
★スリッパークラッチ装着によるメリット★
・シフトダウン時のスロットル操作を省略し、ブレーキングとコーナーリングに集中できます。
・エンジンブレーキによるリアタイヤのホッピングを抑えます。
・コーナー進入時の車体姿勢が安定し、いち早くクリッピングポイントにアプローチ可能になり、立ち上がり加速の体勢への移行も早くなります。
・下りや滑り易い路面でのブレーキングコントロールが楽になります。
・コーナーリング中の車体がバンクした状態でも、シフトダウンが可能です。
・シフトミスによるオーバーレブを防ぎ、ピストンと IN/EX バルブの接触破損を防ぎます。
・クランクシャフト、動弁系等のエンジン内部パーツだけでなく、クラッチバスケット、ミッションギヤ、ドライブチェーンやスプロケット、スプロケットハブダンパーなど車体駆動系にかかる過度のストレスを軽減することにより各部の寿命を延ばします。